顎関節症について
顎関節症は、顎関節の疾患であり、顎の開閉時に音が鳴ったり、顎の痛み、緊張感、顎の動きの制限、頭痛、肩こりなどの症状を引き起こすことがあります。その原因は食いしばり、歯ぎしり、不適切なかみ合わせ、ストレスなど多岐にわたります。
治療方法としては、保守的な治療から手術まで様々な方法がありますが、まずは保守的な治療が行われます。保守的治療としては、咬合スプリントを用いた治療や、口腔筋群のリハビリテーション、ストレス解消法があります。咬合スプリントは、咬筋の過剰な活動を防ぎ、筋肉の疲れを軽減し、顎関節に負担をかけないようにすることができます。
また、歯科医師による口腔内検査を受け、かみ合わせの異常がある場合は、かみ合わせ調整を行うこともあります。さらに、生活習慣改善やストレス解消など、日常生活の改善も治療の一環として考慮されます。
手術は、重度の場合に行われる治療法であり、痛みや機能障害を改善することができますが、手術にはリスクも伴います。治療方法は、患者の症状や原因、病歴などに基づき、歯科医師が適切な治療法を提案することが必要です。
その際は大学病院などへの紹介も考慮します。
顎関節症の治療には、患者さんの症状や原因、病歴などを踏まえ、学術的にエビデンスのある治療法が選択されます。保守的治療から手術まで様々な治療法がありますが、治療方法は個人差がありますので、歯科医師との十分なコミュニケーションが必要です。
院長は大学で顎関節治療に携わっていた経験があります。
ご不明なことがあればどうぞご相談ください。