歯科医師はなぜ嫌われるのか
歯科医師が嫌われる理由は、いくつかの要因が考えられます。以下にいくつかの代表的な理由を挙げてみます。
痛みや不快感がある
歯科治療は、多くの場合、痛みや不快感が伴います。患者さんが治療中に痛みを感じると、歯科医師が悪者になってしまうことがあります。また、治療中の不快感や不安感なども、歯科医師が嫌われる原因の一つです。
治療費が高いと思われることが少なくない
歯科治療は、一般的に医療費が高いとされています。よって患者さんから不満や不信感を持たれることがあります。また、治療費の詳細や必要性について、説明が不十分であった場合にも、患者さんから不信感を持たれることがあります。近年の物価高の上昇や保険点数の改定などもあり我々の力だけではどうにもならない状況が生じていることも否めません。
診療時間が長い
歯科治療は、一般的に診療時間が長いとされています。治療中に痛みを感じた場合や、予約時間を遅れた場合には、患者さんから不満の声が上がることがあります。当院では極力治療は早く行うように努めていますが、状況によってはなかなかそうならないこともあり申し訳なく思うことがございます。
患者とのコミュニケーションが不十分
歯科医師が患者さんとのコミュニケーションを不十分に行うと、患者さんから不信感を持たれることがあります。患者さんに治療内容や必要性を説明することで、不信感や不安感を解消することができます。逆に情報過多となり不信感を持たれてしまうことも経験します。当院の院長は非常に臆病ですが、それだけ親身になっていることの表れとおっしゃっていただく方もしらっしゃるので救われております。
衛生管理が不十分
歯科治療には、衛生管理が非常に重要です。しかし、歯科医師が衛生管理を不十分に行うと、患者さんから不信感を持たれることがあります。例えば、診察室や器具が汚れていた場合、患者さんからクレームが出ることがあります。当院では定期的に病院内のクリーニングを入れ、高圧蒸気滅菌器などによる器具滅菌の徹底をしております。
以上のように、歯科医師が嫌われる理由は様々です。私も至らぬこともあり反省の日々ですが、患者さんに対して丁寧な説明やコミュニケーションを行い、治療中に痛みを感じないように心がけ少しでもお役に立ちたいと考えています。どうぞよろしくお願いいたします。